火葬場は地域によって運営団体が違うことがあります。
- 市区町村が運営している火葬場
- 株式会社が運営している火葬場
大きな違いは火葬費用です。
市区町村は住民サービスとして火葬場を運営しているので『住民なら無料』にしているケースも多いのですが、株式会社が運営している火葬場は営利団体として営業しているので火葬費用が5万円～30万円前後費用がかかる場合もあります。
※ただし、市区町村が運営する火葬場でも住民以外の方が利用する場合、営利団体と同じくらいの金額になることが多い。
葬儀アドバイザー 佐々木 地域ごとに火葬場が決まっているので、今までは『利用者は安い火葬場を選べない』というのが常識でした。
しかし、裏技的に火葬料を安く方法もあります。
市区町村の火葬場は住民のためのサービスなので、利用するためには①故人の住民票があった地域②二親等の遺族がいることです。
※二親等とは本人から数えて配偶者（配偶者の両親、兄弟）両親、兄弟姉妹、子、孫（孫の配偶者）等
葬儀アドバイザー 佐々木 例えば、火葬場にこだわりがない場合、親族が住んでいる火葬場を利用することで葬儀費用を抑えられる可能性もあります。
葬儀用語として組合内の住民と呼ぶこともあり、違いは下記のとおりです。
| 組合内 | 市区郡町村に居住し住民票がある世帯の住民 |
|---|---|
| 組合外 | 上記以外の地域に居住している人 |
※ 民間火葬場の場合、全面的な税金の投入がないため料金は高めになっています。
※ 2020年6月時点の情報です。市区郡町村の統廃合や災害による移転・建替えなど内容の一部に変更があった場合はご容赦願います。
葬儀アドバイザー 佐々木 自宅から近い火葬場なら会葬者は来やすいですし、火葬場選びは費用だけではありませんが、選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか？
岐阜県不破郡に火葬場は2か所あります。
火葬場によっては葬儀式場が併設されていて利用できる場所もあります。（別途使用料はかかります）
併設されている場合は料金の記載をしています。詳細は記事をご覧ください。
関ケ原斎苑；火葬場
| 火葬場名 | 関ケ原斎苑 |
| 所在地 | 岐阜県不破郡関ｹ原町大字山中603-1 |
| 葬儀式場の併設 | 有り |
| 運営者 | 関ｹ原町 |
火葬料金
| 区分 | 町民 | 町民以外 |
| 大人（12歳以上） | 10,000円 | 50,000円 |
| 子供（12歳未満） | 8,000円 | 40,000円 |
| 死産児 | 5,000円 | 25,000円 |
| 手術肢体 | 5,000円 | 25,000円 |
| 産汚物 | 3,070円 | 15,390円 |
※小動物用火葬炉も別途準備があります。
施設使用料
| 区分；式場 | 用途 | 町民 | 町民以外 |
| 斎場： | 通夜式or告別式のみ | 24,620円 | 73,980円 |
| 通夜式・告別式 | 49,350円 | 148,060円 | |
| 控室； | 4時間以内 | 6,150円 | 18,460円 |
| 控室；24時間 | 16時～翌16時 | 26,670円 | 80,020円 |
| 祭壇使用 | 通夜式or告別式 | 46,220円 | 138,780円 |
| 祭壇使用 | 通夜式・告別式 | 92,550円 | 277,660円 |
垂井町斎場；火葬場
| 火葬場名 | 垂井町斎場 |
| 所在地 | 岐阜県不破郡垂井町府中1071番地の１ |
| 葬儀式場の併設 | 有り |
| 運営者 | 垂井町 |
火葬料金
| 区分 | 町民 | 町民以外 |
| 大人（10歳以上） | 5,000円 | 50,000円 |
| 子供（10歳未満） | 4,000円 | 40,000円 |
| 死産児 | 3,000円 | 30,000円 |
| 手術肢体 | 3,300円 | 16,500円 |
※小動物用火葬炉も別途準備があります。
施設使用料
| 区分：式場 | 町民 | 町民以外 | |
| 告別室；通夜室及び控室を含む。 | 通夜式・告別式 | 52,300円 | 261,500円 |
| 〃 | 告別式のみ | 26,100円 | 130,500円 |
| 通夜室；控室を含む。 | 10,400円 | 52,000円 | |
| 和室： | 31,400円 | 157,000円 | |
| 霊柩車使用料 | 5,200円 | 26,000円 |
町内居住者」とは、死亡者（死胎児にあってはその母）又は身体の一部を失った者が本町の住民基本台帳に記録されている者をいう。
また本町の介護保険被保険者は、町内居住者とみなす。
使用時間：「通夜から告別式」及び「１回」の場合にあっては16時から翌日の16時まで、
告別式のみ」の場合にあっては９時から16時までとする。ただし、和室については、21時から翌日９時までの使用は認めない。
告別式場において行われる通夜は、21時までとし、21時から翌日の９時までの時間帯の遺体（棺）は、通夜室へ移動するものとする。
