断切って,離して,捨てる
- 断;新たに入る同じような要らないものを断つ
- 捨;家にあり使はないものを捨てる
- 離;品物への執着から離れる
物を捨てろと言われても,なんかもったいないのよね
わしのばあさんなんか、デパートの包装紙までたたんで取ってあるわい
なに言ってんですよ、お爺さんこそ
若いころ集めた骨董品やら、レコード盤なんか聞きもしないのに一部屋占領してるじゃないですか
所詮品物への愛着はあなた自身にしか分からないものです。
万が一価値ある品なものであれば、プロの目でシッカリ鑑定してもらう事も大切な要素ですね。
必要とされるどなたかが、大切に利用してくれます、それでこそ品物にも本当の価値が生まれることに為りましょう。
明るく死ぬための準備
チョット矛盾する言い方になりますが、今死ぬという事ではありません。
人間はいつか必ず臨終の時を迎える。
そのことを実感として感じたとき、どう生きねばならないのか、生きた証しを残したい、価値ある生き方とはなにか、
そうした思いが、生きることへの拘りとして、貪欲さが増し、湧き出る感情が生き甲斐になることを願います。
断捨離は終活の延長で必要になったと捉えたとき、
目的は『飛ぶ鳥跡を濁さず』『後ろ髪を引かれない』『未練を残さない』
『爽やかな旅立ち』『よき思い出だけを』
生きることへの『悦び・歓び・喜び・慶び』そして感謝!。
それでは何から始めますか?
身の回りから始めましょうか!
執着心からの脱却
若い時に作った着物は、チャント樟脳も毎年取替、
たとう紙に大切に保管しているんだよ。
始末なんかは出来ないよ、孫が着るかも知れないしね
おばあちゃん、シッカリして、孫は僕だけだよ
赤ん坊もいるので、
ついつい仕舞うのが大変で、いつの間にかこうなちゃいました。
捨てる(古着屋さんに売却)目安としては、何年も着ていない物、あることすら忘れたもの、
捨てるのがもったいないと思っているもの。
そうした品物はダンボール箱を用意して、『着る、売る、廃棄』に分けて整理しましょう。
どちらとも判断に困ったら、?箱に入れ3か月後再度確認します。
書籍や雑誌は、職業上仕事で使う人以外、本箱に収まる程度のされることをお奨めします。
わたくしも経験ありますが、読んで感動した本やなるほどと興味を引いた本などは手元に置いておきたいものです。
再度読むかと問われれば、ン、、、、となります。書籍を飾っておきたい人もいます(飾りたい症候群)
このいい機会、終活に併せて処分いたしましょう。断腸の思いで。
迷惑を掛けないための整理
お亡くなりになってからの遺品整理は本当に大変なんです。
肉体的というより、精神的なダメージの方が非常に強いんです。
故人を思うと、整理してよいものか、そうでないのか判断に苦しみます。
くれぐれも遺品整理にならないように、終活を生かして、積極的に断捨離に励んでみましょう。
誰のためかといえば、自分自身のためであり、家族のためです、もっと言えば配偶者のご主人であり、奥さんでございます。
ご夫婦であれば仲良く手をつなぎ、押し入れの奥まで確認しましょう。
思わぬお宝が発見できるかもしれませんよ。
断捨離は捨てるのが目的ではありません、活かすのが目的です。
『捨てる神あれば拾う神あり』です
断捨離は品物だけとは限りません
断捨離が済んだら、身も心も軽やかに、荷物片手に思い出作りの旅に出るのもよいでしょう。
ご夫婦で今まで行った事のない、山や海、名所旧跡巡り。
人間生きる気持ちが前向きになると、体は不思議と軽くなり、自然から健康長寿の波が押し寄せる感じです。
お金だけでなく、足を使った旅もいいものですよ。
家族と一緒の旅、お孫さんを連れた旅、旅に限らない趣味を活かした活動を!
無理をしない仕事もいいですね。運転だけは気を付けてくださいね。
頭を使う事は若さの秘訣かもしれませんね。
勉強の合間に憩いのひとときを!